堀江 貴文, 西村 博之 / 集英社 / 売り上げランキング: 2194
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ホリエモン interviewed by ひろゆき馬鹿な僕
分かりやすく面白い!ハイレベルな雑談
この二人らしい本
素直なんでしょう、この人たち。
posted with amazlet at 2010.10.24
友人の@kojingharangに貸してもらったホリエモン本シリーズ2冊目。
以下、本文からの引用メモ:
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p.12
西村:「終身雇用は制度である」とか言われてましたけど、本当に社会全体が終身雇用を保証された期間って5年から10年の間くらいしかないんですよね。戦後に終身雇用って始まったわけですけど、戦後、20代から定年の60代まで働いた人って、実は少なかったりするんですよ。
(中略)
堀江:終身雇用を享受できたのって、生まれが昭和ひと桁の世代ぐらい。団塊の世代は、リストラの憂き目に遭っているんだよね。
西村:結局、”終身雇用は幻想だった”ってことですよね。バブルがあったことを知っている人は、仕事は簡単でお金が入るのは当たり前。それが終わって不況になったから、終身雇用は崩壊した、みたいな言い方になっているけど、もともと、終身雇用なんて大した長い期間はなかった、という話なんですよね。
p.39
堀江:(中略)例えば今、小選挙区って1選挙区あたり40万人くらいの有権者数なのね。そこで選挙をして、投票率が60%ぐらいだと仮定すると、だいたい10万票で当選できるの。でも、この10万票の内訳っていうのがまた面白くて、俺の出馬した選挙区の有権者は、半分ぐらいが60歳以上の方だったのさ。それで、選挙活動のために老人ホームを回るんだけど、その老人ホーム票がすごいのよ。そういう意味で、老人ホームは利権になっているんだけど、その利権を持っているのが建設業とかそういう人たちなんだよ。だから、老人ホームで演説すること自体が難しいのさ。
西村:誰の利益代表になるかっていう話になっちゃうわけですよね。「この人は、自分の利益になってくれる」と考える人を10万人作れば当選できるっていう。
p.62
西村:堀江さんって、日本が国として行っている政策とか制度とかで、おかしいなと思うところってありますか?
堀江:(中略)政治家が資金管理団体を作って、その団体にお金を入れておけば、無税で相続させることができてしまうことかな。資金管理団体というのは、基本的に選挙用というか政治活動用の団体なんだけど、政界に出馬する意思を表明していれば、誰でも作れちゃうものなんだよね。
p.82
西村:エコポイントってヒドイですよね。(中略)消費電力の大きなテレビのほうが、ポイントが高いっていうのは、エコの視点からすれば間違っているんですよね。そもそも論、買い替えないのが一番のエコだって話なんですよ。
p.85
堀江:(中略)定額給付金は本当はお得じゃないのに、みんなバカだから騙されている。しかも、実際にもらえるとうれしいから、選挙で票を入れちゃう。なんとも単純なギミックだよね。
p.203
5年、10年前に考えた構想を、今やったら売れていると思うこととあるもんね。
p.228
堀江:渋谷 「鳥重」
p.248
西村;信用をお金に換えるのは結構簡単だったりしますけど、お金で信用を買うのは結構大変ですよね。
堀江:大変だよね。ただ、ものすごい大金があると、結構簡単に交換できたりもする。
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